[K2101] SEIKO クラウン懐中時計 [販売済]
乙で粋な「提時計」!
☆昭和30年代も半ばを過ぎると、世の携帯時計はほぼ「腕時計」となりましたが、未だに懐中時計を好む紳士も多かったようで、戦前から続く懐中専用機械を搭載した19セイコーが主に官公庁などで採用されていたのとは別に市中ではより「薄型」な懐中もそれなりの需要があったのです。そこに答えたのがこの製品。
腕時計用に安定した高精度を刻んだクラウンムーブメントをそのままに薄型かつ大型ケースの懐中に誂えたのが現品の成り立ちでした。使用にあたり多くの場合チェーンや組紐を装着して使ったために、提時計(さげとけい)の別称でも呼びならわされていたものです…..。
*全体にバランスよく使い込まれたオリジナルコンディション品です。過去に見た同モデルでは提げ紐取り付け用の「ボウ」が欠損しているものが多くありましたが、現品はその特徴的な形もシッカリと見て取れる優良品です!
腕時計が「甲」なら提時計を「乙」として見ても良いでしょう!で、こいつをポケットからさりげなく取り出して時間を確認するしぐさは「粋」でもありませんかね?専用大型機械を搭載したマニアックな時代もの懐中時計はそのメカニカル感で多くのファンを持ちますが、このような気兼ねなく使える一本もまた愉しいのでは?
製造年 |
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1963年 |
機械 |
手巻 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
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金メッキ |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
39mm |
備考 |
2014年7月OH済み |
管理番号 |
K2101 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。