[K2270] SEIKO ユニーク角型 [販売済]
サンプラケースです。
☆サンプラ=サン・プラチナ
この合金は日本の三金電化究所(現デンツプライ社)で1931年に開発された合金で、その硬さと耐腐食性から「貴金属」の代用として使用されました。色が白くプラチナのようで名称がサン・プラチナと命名したようです。合金はニッケル90%とクロム6%に少量の鉄や銅から成り立っておりプラチナは入っておりません!。歯科技工用としても相当もてはやされたように聞いております。
今回入荷したセイコー・スーパーはこのサンプラチナでケースを製造したもので、かなりな希少モデルとなります。
*状態ですが、基本的にエンドユーザーに使用はされておらず、デッドストック品をコレクター氏が所有していたものです。
ケースには使用痕跡が見られません。文字板に少々経年変化で薄い焼けが見られる程度で、機械はまるで新品のごとしです。
国産品の角型系ケースはもっと古い時代には結構作られましたが機械がおぼつかない時代のもので現在の使用には絶えないものが大多数です。が、このスーパーはさすがに戦後初のセイコーヒット作。若干の作動不安定が出る機械もあったようですが、それ以前に比べれば格段の進歩を遂げた専用中三針機械だったのです!(現在のレベルでは比べられないとしてもですが…)
ある意味歴史的一本とも言えないでしょうか?
製造年 |
---|
1957年 |
機械 |
手巻 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
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サンプラチナ(合金) |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
24mm×35mm(ラグ含む) |
備考 |
2015年7月OH済み |
管理番号 |
K2270 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。