[K1863] SEIKO マチックR 30石 [販売済]
セイコーの異端自動巻
☆ちょっと専門的ではありますが、セイコーの自動巻ムーブメントといえば、その両方向巻上げをつかさどるパーツとして「マジックレバー」という昆虫の触覚のような爪状パーツを使っていることで有名です。
多くの同社自動巻がそのマジックレバーを採用しており、いわばセイコー自動巻といえば…..的な代表巻き上げ方式です。
ですが、このマチックRではマジックレバーを用いずに、機械厚を抑え、かつ両方向巻上げを得るための歯車式の巻上げ方法を用いています。
*マチックRのルーツは1963年(昭和38年)発売の「セイコーマチックスリム30石」で採用したC.830です。
機械落径12.3/4型もあり見た目にも大きく感じる機械は、そのローター下にある地板内に両方向巻上げの輪列と通常の時計の輪列が両方とも収まっております!薄く大きく、新しい自動巻ムーブメントが体現されておりますね!
*薄い機械のおかげでケース厚も極めて薄めで、手首への装着感は他の自動巻モデルに比して一歩抜きでているように感じます。
*純正SSブレスレットが装着されビジネスシーンで活躍してくれそうな気配に満ちております。ぜひ当時セイコーが放ったこだわりムーブ搭載機を実用にお使いください!ケースもワンピースで湿気への配慮もまあまあですし飽きの来ないコンサバなデザインですので長くご愛用いただけます!程度は全体に極々軽いポリッシュが入っておりますが、そのおかげでで大きな瑕疵は見られません。まさに実用に向いた一本でしょう!
製造年 |
---|
1967年 |
機械 |
自動巻 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
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ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
34mm |
備考 |
2015年8月OH済 |
管理番号 |
K1863 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。