[K3969] SEIKO 2ndダイバー前期 ”海外仕様” [販売済]
DAINI SEIKOSHA
☆所謂セカンドダイバーなのですが、この個体は海外仕様となります。
見たところは国内物と全く変わらないのですが….
一番の違いはまずはケースのREF番号が6105-8009です。国内物は6105-8000.
それからケースバックを開けてみると…ケースバック内側や機械のローター受け等にDAINI SEIKOSHAの銘が入っておりますね。
勿論この個体が、第二精工舎の工場で組み立てられたという事ではないでしょうから、推測ですが「輸出モデル」担当会社として「第二精工舎」が当たっていたのではないかと……(後年の輸出モデルにはSEIKO TIMECORP.てのもありますね…)
詳しいデータないので詳細は不明です。スミマセン。
◎状態
*ケース:全般にしっかり極太のシェイプを残しております。ケースバックは使い込んでテカッテおりますが磨き込みとは趣が違うよと思います。オリジナルベゼルもまずまず綺麗です。
*ガラス:最近のジェネリックものに交換されていて新品状態です。
*文字板:少々の表面的ヘアライン等見られますが全般に綺麗!特にインデックスに入るトリチウム夜光は、このモデルで良くみられる「黒ずみ」がほぼ見られず大変クリーン!
*長短秒針:長短針の夜光は最近の蓄光するタイプに入れ直ししていますね。秒針は特徴的な2色夜光も含めとっても綺麗です、入れ直しには見えないのですが….
*機械:オリジナル海外仕様の6105Aで、ローター下の受け部分に刻印される文字類が国内仕様とは異なります。
機械プレートの一部にケースバックシリアル番号とマッチさせ為でしょう、手彫りでケースシリアル番号が彫り込まれております…何だか当別な雰囲気を漂わせておりますね….ケースバック内側にはオーナー様銘の刻印もしっかり彫られてますし…
そして機械の状態ですが作動自体は問題ございませんが、ローターのがたが出ており、国内仕様のプレートに交換すればベアリング一式でガタの少ない中古と交換可能なのですが、そうすると海外仕様の刻印で無くなってしまう為に、ローター下センターに薄い銅板プレートを入れてガタの調整を図り、現在ローターは非常にスムースに回っております。また、機械を保持しケースに装着するプラスチック製ホルダーが経年で公開し収縮しているために機械にガタが出ます….これはSEIKOの他モデルで使用するリング状板バネをケースバックとの合わせ面に入れてガタを除去しております。
◎非常に希少になってしまったセカンド前期の海外仕様!全体に綺麗で大変魅力的です。
ベルトは海外で流通している当時タイプのレプリカ物新品が装着されております!
製造年 |
---|
1969年 |
機械 |
自動巻 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
---|
ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
41mm |
備考 |
2022年4月OH済み |
管理番号 |
K3969 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。