[R718] ROLEX オイスターパペチュアル ref.6558(裏蓋ref.6556 TRU-BEAT) [販売済]
スィープ運針C.1040!?
[販売済]
☆ロレックス製50年代の珍品「トゥルービート」
搭載されたCal.1040はステップ運針する秒針(クオーツのごとく)を搭載したムーブメントとして有名ですが、Cal.1030をベースにしたものでした、、、、、、
その秒針作動の愉しさから珍重されておりますが、ステップ運針させるための造り込みや耐久度に難があり、多くが綺麗に作動せずで、ロレックスとしてはすぐに販売取りやめとなり、修理やメンテで戻ってきた個体はステップ秒針のパーツを外し、通常のスィープ運針の秒針仕様(1030化)へと変更したと言われております。
又、当然Cal.1040打刻のムーブメントや6556ケースバックのストックは残っていたはずで、それらを販売するにあたり[スィープ運針仕様1040 + 6556ケースバック + TRU-BEAT銘なしダイアル]を装着しリリースしたものと思われます。トランジショナル仕様とでも呼べそうですね!
*さて、現品ですが、ダイアルにはTRU-BEATの銘が入っておりませんが、正にTRU-BEATで使っていた仕様のダイアルそのもので、Cal040スィープ運針仕様搭載です….とすると、この個体はおそらくステップ秒針のC.1040搭載した6556ではなく販売当初からスィープ運針仕様に仕様変更(Ref6558)して出荷された個体では無いかと推察されます。ケースミドルRef6558で市場に流通している個体を検証するとC.1030搭載もあるようですが、当個体はCal040スィープ運針仕様にケースバックには在庫として残っていた6556を装着して出荷された6558パーペチュアル・トランジショナル仕様になると思います。
◎非常に面白い変遷をたどったロレックス「トゥルービート」ですが、こちらのスィープ運針仕様はロレックスの「苦労」を偲ばせる歴史的一本では無いかと思います!どうぞウオッチメイキングの妙をオタノシミクダサイ!
製造年 |
---|
1956年 |
機械 |
自動巻 cal.1040 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
---|
ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
33.5mm |
備考 |
2023年12月OH済み |
管理番号 |
R718 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。