[S915A] ルクルト     ラウンドケース ハーフローター

[S915A] ルクルト     ラウンドケース ハーフローター

最初期バンパーオート!
          
ルクルト製の所謂ハーフローター式自動巻の最初期モデルです。
キャリバーナンバー47Xや48Xと同形式の自動巻きですが、この現品のキャリバーナンバーは12Aとなっており、47Xに先んじて付けられたナンバーではないかと思います。

今回入荷の品は文字板はリフィニッシュの判断をしておりますが、実はルクルトの文字板プリントについては以前から相当悩まされているものです……..それは、非常に切れの悪い書体でプリントされているモデルが「純正」で非常に多く製造されており、特にアメリカ市場向けの諸モデルの”LeCOULTRE”プリントは正直に申し上げて「リダン」と思ってしまうものが多いのです……。
今回の品もその手のイマイチプリントの製品かとも思いましたが、文字板表面のベース仕上げに結構な乱れがあるため「リダン」と判断いたしました!板面のクリアは経年変化しており40年代当時の品が純正のまま経年してもこのようになりますのでリダンされたのは相当以前になるかと思います。

なお、ケースデザインは典型的なオールド・ルクルトのもので、
ベルト取り付け幅が「狭い」のが特徴です。この現品はなんと16mm!です。
17mmのものがオールドルクルトでは多いかと思いましたが、16mmでこの33mm直径のケースですと、とても独特な表情になっていると思いませんか?
ぜひ、ルクルトの名ハーフローター自動巻をこの独特な、ひょうひょうとした表情の文字板とこれまた独特なケースデザインでお楽しみいただけたらと思います!


製造年
1940年代
機械
自動巻(ハーフローター) cal.12A
精度コンディション
プライス
自然故障6ヶ月保証付き
¥SOLD
素材
ステンレス
ケース径(リューズ・ラグ含まず)
33mm
備考
2012年12月OH済み / 文字盤リダイアル
管理番号
S915A
 
 

精度コンディションについて

  • 当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます

  • 現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。

  • 1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
    2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。

  • 要OHの状態です。日常使用には向きません。

*アンティークウォッチは当時の技術水準で製造されておりますので、現代の時計と比較すると、精度面で多少劣る場合もございます。  その為、1日最悪±3分前後の誤差は御了承下さい。 *但し、上記の状態全てにおいて現状販売でお買上げの場合、無償修理・クレーム等は一切お受け出来ませんのでご容赦下さい。