[K1687] SEIKO 57GS後期 [販売済]
5.5振動の新GS規格!
[販売済]
非常に人気の高いグランドセイコー2ndモデルですが、特に当時のスイスクロノメーター規格を凌ぐセイコー独自の高精度規格である新GS規格を採用した5.5振動キャリバー5722B搭載機種はその成り立ちゆえに人気があります。ロービートの5722A(430)のライオンメダル付きも外観の「らしさ」から人気がありどちらかに軍配が上がるとは言い難いようです….。
現品は2ndGSとしても後期型ですが、5722B搭載モデルとしても後期型になります。なんだかいつも複雑な2ndの話ですが、5722Bは厳密には3種類に分かれます。
*Cal.5722Bの変遷
初期型:三番受に5722Bの刻印とともにCHRONOMETERの刻印も受けに入っているもの。これは新GS規格採用直前のほんのわずか な期間に市場投入された機種に搭載されていた5722Bで、非常に少数しか出回っておりません。
前期型:新GS規格移行後の製造で当然CHRONOMETER刻印は打たれていない。
後期型:前期同様だが、三番受の右上箇所に「穴」があいている。(秒針規制レバーの調整用?)
ついでに5722B搭載機種の文字板の変遷
*5722-9991文字板(SSケースのみ)
前期型:文字板6時上のGSマークが縦長で後期型と比して大きい。
後期型:文字板6時上のGSマークが小じんまりしていてで前期型と比して小さい。
…….となります。
が、キャリバーの方の初期・前期・後期と文字板の前期・後期は、後期+後期は絶対に成り立つのですが、キャリバーの初期・前期と文字板の前期・後期の組み合わせはバラツキが確認されますので一概に決まった組合せがあると言えないようです…(ホント複雑です)
思うに、1966年~1967年にかけてのセイコー諸モデルはケースのリファレンスナンバーが「4ケタ-4ケタ」表示へと収斂していく過程での大いなる「混沌」な時代であったと言えるのです!
製造年 |
---|
1967年 |
機械 |
手巻C.5722B |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
---|
ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
36mm |
備考 |
ref.5722-9991/cal.5722B後期 |
管理番号 |
K1687 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。