[S1583] IWC ラウンドケース cal.8541 [販売済]
ちょっと大き目な強スナップケース
☆名自動巻きムーブメントC.8541を搭載したインターらしさに溢れる一本!
☆ケース磨かれておらず、オリジナルコンディションのままですが、大きな傷もなくとても丁寧に使われていたことがうかがい知れる状態です。細めのケースラグのシャープなエッジが際立ちますね!
☆文字板も大変クリーンなオリジナルコンディションです。
☆夜中の12時をはさんで運針を前後させることによりカレンダーのクイックチェンジをする機構が有名な8541。もちろんこれまた有名な巻上げ方式である「ペラトン式」ムーブの最終発展型となります。現品は秒針のハッキングもするもので一般的にはC.8541Bと認識されますが、地板表記はC8541のままです。初期のハッキングモデルは[B]の表示がないものが多いようです。本年5月にオーバーホールしたばかりで好調に時を刻んでおります。
☆ところで、機械的な問題ではないのですが….
本モデルは機械をケースに留める方式として、ケースに機械を直接ネジで留めるのではなく、
「機械自体」を「ステンレ製O型枠」に留め、その「機械と枠の一式」を裏蓋圧入により「円形棒バネ状リング」を介してケース自体に密着させる構造です。
この構造の各社のモデルでしばしば見られるのですが、どうしても裏蓋とバネリングによるケースへの圧着が完全にならず、機械と枠の一式がケースの下方向からの強めな応力が掛かった際にわずかな「ブレ」が出、その際にケースミドルとの干渉打音が「カン!」と聞こえることがございます。
これはローターの「ガタ」などから出る打音と同様に聞こえますが、そうではなく、構造上から出る問題なのです。相当の時間を掛けてバネやパッキンで調整しましたが下方向から掛かる応力のタイミング次第では聞こえてしまうことがあります。自動巻きの巻上に一切の問題はございませんが、この点は御了承いただきたく思います。過去にも何社かの同様構造のケースで音が出るものや圧着固定がままならない品がありましたが、個体自体の抱える問題であり、今のところこの現品に関してもこれはどうしてもうまく調整が出ないのです….ぜな同様な製品でそのようあな個体差が出るかの謎なのです。。。おそらく構造的な「無理」があるのだと思いマス。(機械とO型枠の一式が直接ケースに「ネジ留め」されればこんな問題は出ないと思うのですが)
。。。スミマセンこの点のみはご容赦ください!
製造年 |
---|
1967年 |
機械 |
自動巻 cal.8541(ハック付き) |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
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ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
36mm |
備考 |
2013年6月OH済み |
管理番号 |
S1583 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。