[K1854] SEIKO クラウンスペシャル [販売済]
珍しく「ヤケ」なしですが…
[販売済]
☆ご存じの方も多いと思いますが、セイコーの特定モデルで文字板にきまって「ヤケ」が出てしまう機種があるのです。このクラウンスペシャルが61GSスペシャルと並んだ代表格で、現存品のほとんどが「赤系」のヤケがでてしまって結構まだらになってしまっているのですが、現品では珍しくほぼそのヤケは感じられません。が、ポチポチっとした「シミ」が5-6時のあたりに出てますね…….。
*セイコーのレギュラー機「クラウン」のヴァージョンアップ版として製造されたクラウンスペシャルはオリジナルクラウン発売の2年後、1961年=昭和36年に発売されました。非常に安定した作動で市場の人気機種であった素のクラウンをより高精度調整して堅牢なケースに搭載したものでした。ケースのヴァリエーションは総金張/金張バックステン/総ステンレスの3種にケースサイズが3タイプはあったようです。
*12型クラウンはそのヴァリエーションまで含めて一説には昭和34年~昭和39年の製造期間中に500万個の製造を達成したとも言われており、まさに腕時計の「国民機」とも言えるスタンダードであったのではないでしょうか?
その高精度ヴァージョンですので、これまた大変人気があったとの話を当社で技術担当をしていただいていた前の職人さんからの思い出話として伝え聞いております。また、機械としての整備製も素晴らしかったと言っておりました!グランドセイコー初代までは手が出ないが、このスペシャルならばなんとかなったって方々が沢山購入されたのでしょうね。
製造年 |
---|
1962年 |
機械 |
手巻 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
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金張り |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
35mm |
備考 |
2013年10月OH済 |
管理番号 |
K1854 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。