[S1650] オメガ 30mmキャリバー
けっこう初期の一本
☆サンジュウミリキャリバーの愛称で人気の手巻ムーブメント。その源流は1939年に発売されたCAL.30となります。そのスペックはズバリ名前の通り30ミリの機械径(落径という)をもっており、現在まで含めて、腕時計用の機械サイズとしては「大型」の部類に属します。落径を大きくとると一番のメリットは心臓部たる「天真」径を大きくとれるために歩度や安定性の面で非常に有利となります。「30mmキャリバー」は細かなモディファイを受けながら1970年に入る頃まで使われてた超ロングランムーブであることがその優秀性を如実に物語っております!
*現品のキャリバーナンバーは30T2PCですが、30はズバリ機械落径の30mmを表わしております。オメガのキャリバーナンバーは1940年代までの製品はズバリ機械落径を小数点1位までで表示しておりました!解りやすいです。30に続くT2は2回目のモディファイを受けたことを意味します。そして最後のPCは耐震装置付きを意味しております。非常にシスティマティックな方法で個人的にとっても好きなキャリバーナンバー命名法です!
◎30ミリキャリバーはその後スモセコのC.26x系とセンターセコンドのC.28x系となって造り続けられましたが、現品は長い30ミリの歴史の中では初期の製品となります。文字板の雰囲気やリーフ型の長短針も味わい深いものがありますね!比較的廉価でありながらハイクオリティなヴィンテージロービート腕時計の筆頭としてどなたにもおススメできる逸品です!ぜひ!
製造年 |
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1940年代 |
機械 |
手巻 cal.30T2PC |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
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ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
34mm |
管理番号 |
S1650 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。