[K2074] SEIKO GS1st 彫文字 [販売済]
久しぶりの入荷です!
☆グランドセイコーレジェンドの始まりは、御存じのとおり12型クラウンをベースに特別調整を施し、自社内でクロノメーター同様の検定を行って販売されたものでした。昭和35年(1960年)12月に発売開始されました。
*今回入荷のモデルは1961年製造のもので、文字板のGRAND SEIKOのロゴが文字板に彫り込みされているかのごとく刻印されているのが特徴の「初期型」となります。後期はアップライトのロゴとなます。また、余談ですが、初期のうちでも「最初期」モデルのロゴは、単に黒色でプリントされていたものでした!おそらく製造開始の1960年8月から当の半年位の製品のみかと推察され、このプリントロゴは非常に入手が難しい一本となってしまいました。
*状態ですが、ケースの右下ラグに僅かながら歪みが見られます。厚い金張りモデルでしばしば起こるのですが、ケースを物に当ててしまったりして応力が掛かった場合に「金張り」つまりは「金の板」が地金の真鍮から遊離して歪みが出てしまうものです….。画像2枚目のアップの写真で何となく見られると思います。全体のフォルムの中では違和感は全くないのですが、ミクロ的にこのパートのみ観察するなら、この僅かな歪みも浮かび上がってくるものでしょう。それから、文字板全体が薄いクリーム色っぽく焼けております。1stGSは黒いポツポツした経年変化が全体に出やすいのですが、現品は出ておりません!嬉しいことですね!機械はOHしたばかりで非常に好調かつ外観的にも美しさを保っておりますね。
◎かなり入手が難しくなってきたこの「彫文字ダイアル」ぜひこの機会をお見逃しなく!!!
製造年 |
|---|
| 1961年 |
機械 |
| 手巻 |
精度コンディション |
プライス |
|
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
|---|
| 金張り |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
| 34.5mm |
管理番号 |
| K2074 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。
