[K2126] SEIKO KS1st [販売済]
纏まりの良い状態です
[販売済]
☆キングセイコーのファーストモデル。御年51歳(2014年)。
ファーストモデルは総金張りとステンレススチールの2種類があり、共に2サイズ同時に販売されていましたが、現品は大きいほうのサイズで、15型文字板が搭載されます。小さいほうはケースサイズが一回り小さく14.5型文字板搭載です。
☆特に金張りケースモデルに見られるのですが、ケースラグの表面の金張りが波打ってしまっていたり、ラグ自体が根元から歪んでしまっているものが非常に多いのです。が、現品はどちらの歪みも感じられませんね!
☆ちょっと目につくところでは、文字板に筋状の薄い焼けが見られます。
これも50-60年代の製品にしばしば見られるのですが、これ、なんでだろう?とずっと思っていました….が、どうもこれは当時の時計職人さんたちがオーバーホールなどの際に、仕上げの段階で文字板表面の埃やチリを払う際に「刷毛」の類を使う方々が多かったのですが、その際に刷毛に移っていた気づかないレベルの油脂成分なりが数十年の経年で文字板表面のコーティング剤などと「反応」してできたものではないか?と思い至るようになりました……。メーカーが製造過程で経年変化を見越せなかった場合の変化であるならば文字板全体が変色するものとおもいますので、おそらくそういった事情でしょう…..そういえば当社に以前在籍していただいていた老職人さんも習字用の筆でよく埃を払っていたのを見かけたものです!
現品の場合はパッと見では気づかないうっすらとしたピンク色っぽい筋焼けです。アップしている文字板画像でもわずかに2-8時方向に数本の筋が見て取れるかと思いますが、実際は目立ちません。
◎その他外装・機械に問題点はありません。リューズも純正の状態の良いものがついてます。機械は良い精度がでており、使用頻度はかなり少なったのでしょう、実際機械の外観も非常に美しく保たれておりますね!
製造年 |
---|
1963年 |
機械 |
手巻 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
---|
金張り |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
35mm |
管理番号 |
K2126 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。