[K2214] SEIKO スカイライナー21石 N.O.S [販売済]
薄型高級機なんです!
[販売済]
☆11.5型マーベルのムーブメントをベースにすべてのパーツを「薄型化」するという高度な精密加工技術で達成された「薄型高級機」です。発売初年は1960年(昭和35年)。当時の市場要請は「薄型で大き目」でした。セイコーでは先にゴールドフェザーという超薄型機種が亀戸工場から登場しておりましたが、諏訪工場でも薄型機種を投入したこととなります。
ゴールドフェザーは設計段階から薄型化を念頭に置いて製造されましたが、このスカイライナーは既存機種のマーベルをベースにしたものでした。単純に各パーツ類を薄く作るといっても、その組み合わせは正に高度な精度でなければならず、技術陣の奮闘があっての事だったと思います。完成したスカイライナーは実用でも薄型による弊害は発生せず非常に耐久性も良かったようで販売は好調であったと聞いております!なお、現品は21石ですが、製品的には23石でスタートしすぐに21石が追加されたようです。製品のフェイドアウトは昭和39年ごろの様です。
*現品ですが、時計店に残っていた所謂デッドストック品です。金メッキのきらきらしたブレスレットが装着されておりますが、このころの製品の例によって純正装着ブレスであってもセイコー銘などの刻印が入らないため、純正か否かの判断はつきかねますが、バックル部裏にある型番と思しき刻印の数列が何ともセイコー純正か?と思わせる組み合わせとなっておりますね……ちなみにM19005と刻印されております….。まあ、販売時計店が気を利かせて金色で似合うブレスを装着してショーケースに並べていた可能性も十分ありますがね….なお、ブレスの長さが結構短めなので、弊社オリジナルの19mmこげ茶リザードベルトを別途お付けいたします。
本体のコンディションですが、棚卸された商品が結構荒く保管されていたりする傾向がある中、この現品は非常に美しく状態を保っております!!ケース・文字板・機械とすべてホント新品みたいですよ!リューズのSマークも光っておりますね!
◎私見ですが、このくらい薄型ですとシャツのカフ内への収まりも非常に良好で、ちょっと薄めのフレンチ仕立てのクロコあたりを装着して昭和なダンディを演ずるのもまた楽しいのではないかと….ふと思ってしまいます。いや~美しい中三針薄型腕時計ですね。
製造年 |
---|
1962年 |
機械 |
手巻 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
---|
金メッキ |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
35.5mm |
備考 |
2015年3月OH済み / ブレスが若干短いため、リザード茶色ベルトをお付け致します。 |
管理番号 |
K2214 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。