[S2158] TUDOR    チビバラ プリンス [販売済]

[S2158] TUDOR    チビバラ プリンス [販売済]

プリンス34=C390搭載?
                               
☆ヴィンテージテイスト溢れるチュードル・プリンス34です。
ダイアルの造形が、素晴らしく立体的で、かつ如何にもヴィンテージでちらっと時計に目をやる回数が増えてしまいそうな一本です!

*ところで、1950年代中葉から60年代に掛けてリリースされていたと思しきこの「プリンス34」ですが、「34」は何を意味するのか?
30年ほど前からのあまり深く考えなかった疑問でもありました。
そして、判りました…といいたいところですが、実はいまだに判明しないのです。唯一データ的に間違いなく指摘できる点は、
すべての34には当時のエボシュメーカーである「フルリエ・FEF」ベースの12.5型自動巻ムーブメントC.390が搭載されている点です。
*チュードルのキャリバーナンバーC.390はフルリエ社の手巻ムーブC.380の上にバタフライローターと通称される自動巻構造を載せたもので、フルリエ社自体でC.390という名称の機械はリリースしておりませんでしたので、このC.390はチュードル専用に製造され納品された機械だったといえるでしょう。チュードルの独占使用ムーブメントC.390といえますね。因みにカレンダー付はC.395です。

*ところで、なぜだか、この「バタフライローター」という名称が良い響きをしておりますが、やはり、これは親会社ロレックスがほぼ同時代に製造していた自社キャリバーC.1520やC.1560の初期型についていた同じく「バタフライローター」と同音だからなのでしょうね!確かに両キャリバーのローター形状はチョウの羽を連想させるに十分なものがあり、こういった「愛称」がつくモデルはとかく愛着をもって迎えられ傾向はどんな世界でもあるお話です!

*状態ですが、外装は全体に極々軽いポリッシュが掛かっておりますが極端な磨滅は見られません。うまく仕上がっております。ダイアルはご覧の通りで大きなシミやスクラッチ等の瑕疵もなく、薄い表面的な経年変化で焼けている感じが更にヴィンテージらしさに拍車をかけております!ほんとナイステイストなダイアルです。唯一、2時位置の中央よりに1ミリに満たないほどの凹みがある程度です。機械は所謂「赤メッキ」がくもり気味ですが、多くのC390でこのような感じでしょう。もっと良いものも出てきますが、ほぼ標準的な状態ではないでしょうか。

◎ダイアルもムーブメントもとにかくヴィンテージテイスト抜群です。これがヴィンテージだ!っていう腕時計を一本という方には特におすすめいたします!

製造年
1950年代
機械
自動巻
プライス
自然故障6ヶ月保証付き
¥SOLD
素材
ステンレス
ケース径(リューズ・ラグ含まず)
34mm
備考
2017年12月OH済み
管理番号
S2158
 
 

精度コンディションについて

  • 当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます

  • 現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。

  • 1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
    2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。

  • 要OHの状態です。日常使用には向きません。

*アンティークウォッチは当時の技術水準で製造されておりますので、現代の時計と比較すると、精度面で多少劣る場合もございます。  その為、1日最悪±3分前後の誤差は御了承下さい。 *但し、上記の状態全てにおいて現状販売でお買上げの場合、無償修理・クレーム等は一切お受け出来ませんのでご容赦下さい。