[K2402] SEIKO 44GS [販売済]
セイコー型の代表モデル!
☆巷で「セイコー型」なる呼称で呼びならわされるセイコーの諸モデルがありますが、その「型」を体現する最初の一本がこの44GSとなります。
そもそもセイコー型とは1960年代初頭にセイコーに在籍した社内デザイナーである、田中太郎氏のデザインによる造形で、その特徴とは「平面を主、2次曲面を従」とし、さらには平面を徹底的に平滑に磨き上げる(ザラツ研磨)ものでした。その後は45GS・61GS・などにも採用されて行き、現在まで続くセイコーデザインの顔となって行くわけです。
*そんなセイコー型の第一号完成形がこの44GSに結実したもので、その後の諸モデルへと連綿と続く語法は既に完成していることがご覧になれると思います。そんなケースの状態はバフなどの機械によるハードポリッシュは全くかけられておらず、過去のオーナー様によるセーム革などによる拭き上げがなされていた程度のわずかな「ダル」さが見られる程度で、ケースの平面と曲面の接線のキャラクターラインなどもしっかり峯を保っております。ケースバックのメダリオンも極々美しくたもたれており過去のオーナー様の愛着を感じられます。なお、正面画像の1時側ケース平面に見られるスクラッチ状のものは深い傷ではなく表面的なヘアラインが反射コントラストで協調されております、ケースサイドからの画像では反射がないために見えてこないことがご確認いただけるでしょう。一点のみ、ケース9時側側面ケースバック側の中央寄りエッジ部分にあたりアタリ傷が見られますが、装着した際には隠れてしまう部分となります。
*ちょっと前に「復刻」されているこの44GS。流石にセイコー型の初号機だけあり、復刻の際には特別な金製やプラチナ製の貴金属ケースも限定リリースされ、ゴージャスなものでしたが、当時のオリジナルではステンレススチールのみがこのデザインで発売されました(なぜかキャップゴールドの44GSは44KSクロノメーターのケースがベースとなっており別デザインです)
◎ぜひとも現在にまでつながるセイコー型初号機、かつロービート11型機械の最高チューニング機としてのGSをご入手ください!
製造年 |
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1968年 |
機械 |
手巻 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
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ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
37mm |
備考 |
2016年7月OH済み |
管理番号 |
K2402 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。