[K1515] SEIKO 国鉄19セイコー [販売済]
嗚呼ジュウクセイコー！
[販売済]
昭和4年（1929年）、当時の鉄道省により初めて国産の懐中時計として正式採用された、我が国初の「鉄道時計」
現品はその戦後仕様です。それ以前はスイス製ZENITHやアメリカ製WALTHAMなどが採用されていましたので記念すべき出来事です。国産の懐中時計サイズとしてはほぼ諸外国製並みの精度になったことを物語るでしょう！
愛称「19セイコー」（ジュウクセイコー）はその機械落径がほぼ19”’(19ライン＝19型）であったために呼称されるようになったもので、アメリカンサイズですと16サイズとほぼ同等です。
当初は7石の機械で、ケースは純ニッケル製のローレット（両捻子式）に七宝文字板というスタイルでしたが、数年後には15石モデルも追加されたようです。戦後になって復活した当初はまだ7石＋七宝文字板＋ニッケルケースのものもあったようですが、次第に15石＋真鍮にクロームメッキのスナップバックケース＋金属文字板へと移り、昭和30年代に入った頃には現品にも表示のある通り”Second Setting”機構が付きました。セコンドセッティングとはリューズを引いて針合わせのポジションにすると、秒針がちょうど0秒（12時）位置に来たところで止まり、秒単位での時刻合わせを可能とする、いわゆるハッキング機構です。鉄道運行の秒単位精度の要求にこたえたものでしょう。
現品はケースバックに「国鉄」「昭和32年」等の刻印が入り、鉄道運行の現場で精を出す国鉄マンの姿が
目に浮かびます。現在の日本の礎を築いた世代に思いをはせてみましょう….！
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Famous Japanese ”19”’Railway Watch” bySEIKO
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製造年 |
|---|
| 1957年 |
機械 |
| 手巻 7石 |
精度コンディション |
プライス |
|
OH・自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
|---|
| 真鍮にクロームメッキ |
ケース径（リューズ・ラグ含まず） |
| 50mm |
備考 |
| OHに１ヶ月前後の時間を要します。御了承下さい。 |
管理番号 |
| K1515 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのＯＨやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、ＯＨが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はＯＨ付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのＯＨをお薦め致します。要ＯＨの状態です。日常使用には向きません。
