[K1517] ORIENT グランプリ100
人気モデルの入荷です!
「多石競争」(タセキキョウソウ)ってご存知ですか?
腕時計が高級品であった時代(今も部分的には残っていますが..)1960年代(特に昭和40年代初頭)にムーブメントに何石入っているか?っていう分かりやすい点から「多いほど高級!」というようないかにも時代的なとらえ方がされていた頃があるのです!!
確かに、高級時計になるほど石数は多くなるのは必然でした。必要最低限と思われる石数は7石になりますが、そこから順次よりパーツの摩耗を減らそうすると9石・11石・15石・17石….となって行きます。手巻の時計であれば17石あればきちんと定期的なメンテナンスをすれば永年に渡って使用できるレベルの機械といえます。自動巻ですと巻き上げ機構への石の追加で23石が同様の目処といえましょう…….。が、です、このオリエントはなんと100石….。
これぞ”タセキキョウソウ”が生んだ驚異の名品(迷品?)なのです。
じつは時計のパーツの摩耗を防ぐための箇所に石を入れているだけではなく……..そうです、なんと装飾的に本来石をいれなくてもよい箇所にたくさんの石が入ってます!!画像を参照ください。ということなら、やる気なら200でも出来そうですが…..。
そんな時代が生んだ名品ですが、やはり話題には事欠かないということでオリエントきっての人気モデルとなりました。
ケースと文字板の組み合わせに結構なバリエーションがあります。当店でも今(2011.10月)もう一つ文字板デザインの違うモデルが在庫してますので参考にご覧ください⇒K1166A
製造年 |
---|
1960年代 |
機械 |
自動巻 |
精度コンディション |
プライス |
¥SOLD |
素材 |
---|
金メッキ&金張り |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
約38mm |
備考 |
2011年10月OH済み |
管理番号 |
K1517 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。