[K1528] SEIKO セイコーマチック39石セルフデイター [販売済]
ロービート自動巻の 最高峰が入荷!
[販売済]
数あるセイコーの自動巻ムーブメントの中でもロービート(5振動)では最高峰の一本です。
セイコーに限らないことですが自動巻の機械は、世代で大きく区分するならば、5振動(5.5振動も含む)かそれ以上か、で区分する事で時代を上手くつかめるように思います。旧世代か新世代かともいいかえられると思いますが、旧世代イコール不出来を意味するものではありません。そのサンプルがこの39石マチックです。
現品のセイコーマチック39石は、5振動自動巻きの機械を搭載した世代ではもっともハイグレードな調整をされた機械でした。
この機械は1960年に製造開始した量産型自動巻きの第2号機である所謂62系マチックのC.603(後の6201B)をルーツとするものでした。17石でスタートしたマチックは24石のC.394に発展しついにはこのC.395に到ります。39石という「多石」ですから某社の100石などを思い浮かべなくもないですが、そこはセイコーの真面目なところで、全ての石がきちんと機械の「機能」に絡んでおります!!
この機種は現品のキャップ・ゴールド製のものとステンレススチールのものの2種類があり、堂々とした風格のケースと外周にミニッツトラックのベゼルをすり鉢状に配置した”通”なデザインで,やはり”通”な愛好家の方が特に多いように常々感じております。
製造開始は1963年で翌1964年には終了しているようですので製造期間の短さも相まってかなりのレアモデルでもあります。
実は、この機械を5.5振動にチューンして仕上げを変えた物を”62マチッククロノメーター”として1966年から製造します。そしてそのマチックをさらにチューンし最終的には”62グランドセイコー”として1967年から製造するのです。
この62系マチックの初期型5振動の最高バージョンとしての現品セイコーマチック・セルフデイターの存在感は当時のロービート自動巻の中では群を抜いていると思います。ぜひ入手されて下さい!
製造年 |
---|
1963年 |
機械 |
自動巻 cal.395 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
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キャップゴールド / ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
36mm |
備考 |
2011年10月OH済 |
管理番号 |
K1528 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。