[R339] ロレックス オイスターパーペチュアルデイト [販売済]
綺麗にブラウン焼けしたミラーダイヤル!
[販売済]
国内で通称”ミラーダイヤル”と呼ばれる文字板表面がグロス(艶あり)仕上げのブラックダイヤルのパーペチュアル・デイトが入荷しました。50年代中期から60年代後期にかけてサブマリーナやエクスプローラーなどの多くのスポーツモデルで特に人気の高い
「ミラーダイヤル」ですが、海外では「ギルトダイヤル」などと称される場合が多いです。
このダイヤルの特徴は、意外と知られていないと思いますが、文字板に記されたレター(文字)の”表示され方”にあります。
現在多くの文字板はROLEXのロゴやCHRONOMETER~の表示などのレターは文字板表面に”プリント”されるものがほとんどです。
しかしこの、海外で”ギルト”と称される文字板のレターはプリントではありません!
倍率の高いルーペで仔細に観察してみてください。ROLEXのロゴやCHRONOMETER~の表記などはよく目を凝らして見て頂くと、
文字板の黒いエナメル系塗装(現品は綺麗に黒が焼けてブラウン系に変色してますが)の中に埋もれこんでいるのがお分かり頂けると思います。凹の形のクボミの部分がレター表示の部分なんです。
そのレター部分の色はなんでしょうか?薄いシャンパンゴールド系の色ですね。そうです文字板の素材である「真鍮(しんちゅう)」の色なんです。海外では古くから真鍮の細工を「ギルト」と呼んでいます。このミラーダイヤルが「ギルト」と呼ばれる所以はここに有るわけです!ギルトダイヤルの文字がなんだかちょっと不揃いっぽく見えるのはこの製法のせいなのです!……御存じの方も多々いらっしゃるでしょうが、このギルトダイヤルについて語られることはあまりないようですので触れてみました。
そんなわけで、国内で「ミラーダイヤル」と呼んでいるもののほとんどはこの「ギルトダイヤル」です。60年後期以降は、塗料のうえに単に
別の色(白・銀・金色)でプリントするだけになります。コストダウンにほかなりません!これらレタープリントの文字板はミラーとは呼ぶべきでは有りませんし、実際そのように呼称する方は少ないようですが、この2つについては明確な区別が必要です。
で、ですがこの現品の黒グロスは経年変化で非常に美しいブラウン系の焼けとなっています。巷でも人気のブラウン系。なかなか上手くこのよう変色してくれません。偶然が生んだこの色が希少なのはいうまでも有りません!!
製造年 |
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1968年(裏蓋刻印) |
機械 |
自動巻 cal.1570 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付 ¥SOLD |
素材 |
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ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
34mm |
備考 |
ref.1501 ミラーダイヤル |
管理番号 |
R339 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。