[K1531] SEIKO “巻印” 自動巻第一号 [販売済]
希少な17石の巻印が入荷!
[販売済]
セイコー初の自動巻腕時計として名高い通称「巻印」(マキジルシ)の初期17石モデルが入荷しました。
12時下にパワーリザーブの残時間の目安針付きのモデルはジャガー・ルクルトのフューチャーマチック等が有名ですが、セイコーのこのモデルはスイスのエボシュAS社のモデルをベースに開発されたようです。実際にASの機械と見比べたことがありますが、はっきり言って「そっくり」でした……..。
発売初年は昭和30年(1955年)ですが、このモデルには17石と21石の2種があり、一般には17石を初期型としていますが、21石のモデル割と初めのころからあったように思われます。製造本数は21石のほうが圧倒的に多いようで、現在は17石モデルはなかなか出てきません。
最も初期に製造された17石モデルは野球の硬球を正面から見たような形の耐震装置E-1型と呼ばれるタイプが装着されておりこれを「最初期」とするとよいでしょう。ちなみに現品に付く耐震装置はR型と呼ばれ巻印中では”最”のつかない「初期」モデルとすべきです。なお、21石モデルはセイコーお得意の「ダイアショック」であるS-1、S-2の耐震装置が付いております。
コンディションですが、ケースの右下ラグが少々内側に曲がりがあります。また、文字板1~2時の内側にはシミがでています。いずれも画像でご確認ください。なお、シミのほうは画像ではちょっと強調されているように感じます。現品をみるとそれほどまでには浮き出ているようには見えないと思います。希少な17石巻印。ぜひご検討ください!!
製造年 |
---|
1958年 |
機械 |
自動巻 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付 ¥SOLD |
素材 |
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ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
約33mm |
備考 |
2011年11月OH済 / 7時位置のラグが若干内側に曲がっております。 |
管理番号 |
K1531 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。