[K3021] SEIKO   61GS “V.F.A” [販売済]

[K3021] SEIKO   61GS “V.F.A” [販売済]

やっぱり素晴らしい!!
                                 
☆久しぶりの入荷となりました61VFA
このケースや文字板の造形と作り込みは、ハイスコアなGSの中においてもずばぬけていると思います。

*状態は画像からご覧いただける通りの美しさです。
ケースは全体にとても軽くポリッシュが入っておりますが、これは傷だらけのケースを磨き込んで見た目を綺麗にするという類の仕上げではなく、僅かな表面的なスレ等を嫌って掛けたもので、このVFAケースがもつ力強さを引き立てるように大変高度な仕上げで臨まれたものと感じます。原型の美しさを引き立てるために仕上げたポリッシュであって決して見かけだけ綺麗にしてケースラインを崩してしますような荒い磨きではございません!

*文字板も大変綺麗にたもたれており、ガラスもほぼ無傷です。
*機械は10振動自動巻の名機61系のメーカー高精度チューニングです。本日OH上りで計測した平置き精度は+4~7秒でテンプ振り角も320度出ております!!!!10振動機でこれだけのテンプ振り角を出している個体は滅多にお目にかかれませんよ!

*唯一惜しい点は、機械のローター表面がかなり腐食でやられており、現状で既に腐食による錆等は除去されておりますが、その腐食部分に「あばた」ともいえるスが散見されるようになっております。入荷時点ですでにこのようでしたが、こちらの腐食除去も綺麗になされており本来の「赤メッキ」が
ほぼ剥離して白系のベース金属の地が綺麗にでております…..。自動巻の巻き上げ機能には全く問題を起こしませんのでご安心を!
ローター自体は通常の61GSと全く同じ構造ですすが、VFA仕様として「赤メッキ」されたものでした。過去に販売したVFAにもしばしばこのような腐食やあばた・錆がでたものを結構な数みておりますので、推察するに通常の61GSなどのロジウムメッキ系のものよりもこの赤メッキは耐腐食の面で劣っているように思います。見た目でオメガような赤機械を想定したのでしょうが経年耐性までは設計段階で想定できなったのではないでしょうか……

◎ローター表面のあばたが残念ではありますが機械は通常は目に見えません。それ以外は非常に良好な一本です!是非ご検討下さい。
お値段もローターの件を織り込んで抑えた設定に致しております。宜しくお願い致します。

製造年
1972年
機械
自動巻
精度コンディション
プライス
自然故障6ヶ月保証
¥SOLD
素材
ステンレス
ケース径(リューズ・ラグ含まず)
36mm
備考
2019年7月OH済
管理番号
K3021
 
 

精度コンディションについて

  • 当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます

  • 現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。

  • 1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
    2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。

  • 要OHの状態です。日常使用には向きません。

*アンティークウォッチは当時の技術水準で製造されておりますので、現代の時計と比較すると、精度面で多少劣る場合もございます。  その為、1日最悪±3分前後の誤差は御了承下さい。 *但し、上記の状態全てにおいて現状販売でお買上げの場合、無償修理・クレーム等は一切お受け出来ませんのでご容赦下さい。