[K1536] CITIZEN セブンスターV2 N.O.S [販売済]
シチズン最大ヒット作の系譜!
[販売済]
Q質問:次の数字はなにか?
5⇒7⇒8
何の事だかピンと来たあなたは相当なマニアです。
あ、国産時計のマニアです。念のため!
A回答:国産の腕時計メーカー各社が相次いで販売した自動巻腕時計のペットネームにつかわれた数字。
解説:
5⇒ご存知「セイコー・ファイヴ」(5)諸モデル….1968年以降現在まで連綿と続く、セイコーの恐らく最多数販売モデル。国産自動巻の代名詞と言ってよい。(その源流は実際には1965年発売の素の「スポーツマチック」に遡ります。)
7⇒シチズンが1965年に市場投入した「シチズン・セブンスター」(7)諸モデル。正直こちらのほうが「勝っていた」と思う(思っていた)方がたくさんいるシチズンの名品。(私も非常に安定した良い機械と感じます。)
8⇒リコーが高野を買収したのちに市場投入した「リコー・エイト」(8)諸モデル。これ知ってる方はとりあえず「国産通」の方に分類される方と思っていただいて間違いありません。残念ながら「一般」の方はこの時計知ってる方はすくないですので….。(機械自体の設計やパーツ素材の耐性に難があるようで現存品は作動に難ありの品がおおいように感じられます。)
より詳しくセブンについて解説しますと、1965年(昭和40年)シチズンは市場に2種類の自動巻腕時計を投入しました。一つは「クリスタルセブン」でありもう一つは「セブンスター」でした。この一群の時計に搭載された機械は5振動のCal.52xxであり当時世界最薄型の日付・曜日付き自動巻腕時計でした。
その、52系をベースに高振動化を含めたバージョンアップした機械が72xx系であり、レオパールの6振動モデルを皮切りに8振動10振動まで販売されました。そしてこのセブンスターV2に載るキャリバーは6振動の72系となります。カラー文字板や変形ケースなどの製品群がV2の特徴で、より若年層に向けた高級バージョンの廉価版といったちょっと複雑な位置づけの時計です。
現品はデッドストック品での入荷ですが、残念ながら純正ガラス風防にはスクラッチ傷があります。汎用品の同等クオリティのミネラルガラスに交換は可能ですが、別途9000円の費用となります。
ガラス以外は極めて良好な状態を維持しており、取扱説明書も付属します。オーバーホールは済ませたばかりですので実用仕様として、美しいブルーダイヤルの70年代モデルを堪能していただけると思います。
製造年 |
---|
1970年 |
機械 |
自動巻:C.7290;12.5'''21石6振動 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
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ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
40mm |
備考 |
2012年1月OH済 / デッドストック品 / ガラスに傷有。汎用ガラスに交換の場合は¥9000プラスになります。 |
管理番号 |
K1536 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。