[K1547] オリエント ウィークリーオート N.O.S [販売済]
ペラトン式自動巻ムーブ搭載!
[販売済]
実はとってもレアものの可能性が高いです。この時計。
オリエントの自動巻は初代「スーパーオート」が1961年(昭和36年)に製造開始されます。その成り立ちは同社の手巻ムーブN型21石の機械の上に新開発自動巻モジュールを載せたものでした。そのモジュールに使われた巻上げ方式こそがハートカムとローラーによる方式で、IWCの8シリーズで有名な「ペラトン式」そのものだったのです。そして、現品ウイークリーオートもベースムーブを同社の薄型デイト付き手巻LCに代えておりますが自動巻きモジュールを載せる方式とペラトン式が踏襲されているものとなります。ま初代自動巻きのマイチェンモデルですかね。
LCベースのこのれら自動巻きは当初1962年(昭和37年)から製造され「オリンピアカレンダーオート」のペットネームで販売されて行きます。そして64年にそのカレンダーオートをベースに「多石競争」のあだ花(否、名機?)グランプリ64/グランプリ100が発売されますが、今回ご紹介するこの「ウイークリーオート」はどうやらその64石/100石のムーブから「余計な石」を外したものと考えられるようなのです……..。
ご覧下さいこの現品。64/100石と文字板のデイデイトの表示窓形状や位置がまったく同じ位置にあります。インデックスの形状も見たことがあるような…..さらにはケースの形状もなんだか何かに類似している…….実際の互換作業をしたわけではありませんがどうもこの25石のデイデイトモデルは64/100の文字板・外装は流用したのではないか?疑惑がありありです。
そして、この25石ウイークリーオート自体は……..個人的には過去25年の商いで数本しか見ていません。明らかに64/100石よりも相当希少ですよ!しかもデッドストックですから言わずもがなです。オリエントファンの皆様ぜひ!!!
製造年 |
---|
1960年代 |
機械 |
自動巻 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
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金張り / ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
37mm |
備考 |
2012年2月OH済 / デッドストック品 |
管理番号 |
K1547 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。