[S2502] ロンジン ラウンドケース cal.30LS [販売済]
遅れてやってきた名機
☆機械式時計好きの間で「サンジュウ」といえば……そうです、オメガの30ミリキャリバー!!
そして、今回入荷のこちらはロンジンの30ミリキャリバーということとなります!!
*オメガの30ミリキャリバーは1939年のデビューで、あの当時抜群の精度を出せた手巻機械式ムーブメントとして画期的でした!何より機械の落径(地板の直径)をそれまでの各社標準22~25ミリから30ミリとすることで腕時計の激しい姿勢変化にも対応できるような安定感の強い直径の大きなテンプを搭載できたのです….その後のスイス製ロービート機械式のベンチマーク的なムーブメントでありました!時代が下ってもC.269やC.286の番号を付けて手巻製品に搭載され続けたことでもその優秀さが証明されますね…..
さて、こちらロンジンのサンジュウミリ…..デビューは機械式時計の精度向上技術がほぼ出尽くした時、1955年です!事、サンジュウミリに関しては間違いなくロンジンの方が設計年式の新しさゆえに優れていたと思います。
が、すでに機械式は「自動巻」の時代にはいっており、新規に手巻を開発/発売するメリットはメーカーとしていかがであったのでしょうか…..実際このロンジン30ミリはそれほどの製造総数ではなかったと思います..スモセコとセンターと2種の機械を作りましたが、すでに自動巻トレンドに追い越されてますね….。
しかし、ロンジン!やるものです…70年代になってからも自動巻機械に2重香箱のモデルを投入するなど、機械式オタクなマニュファクチュールであり続けたのですね…近年の復刻ブランドのように成り下がってしまった感は大変残念です。
*と、いう訳で是非、手巻機械式の最後期かつ最高機(?)の一本をご堪能下さい!!オメガより良いです(私見)
*FOREIGN BUYERS !! PLEASE NOTE :
We will change the Crocodile, Lizard, and other Leather Straps against Washington Treaty fitted on this to the Calf Leather strap. It is prohibited to export the crocodile and some other leather items without CERTIFICATE of ORIGIN by the Washington Treaty. The leather straps sold in JP domestic market usually does not have the CERTIFICATE.
製造年 |
---|
1960年代 |
機械 |
手巻 cal.30LS |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
---|
ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
34mm |
備考 |
2021年5月OH済み |
管理番号 |
S2502 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。