[K4096] SEIKO ロードマーベル36000 ”初期型の後期” [販売済]
細かな点が全然ちがう
*5740Cとなったロードマーベルは機械の振動数が10振動となり、その銘の後ろに”36000″と一時間の振動数をリアルに誇らしげに表示しました。
この、キャリバー5740Cですが、当方で過去に確認している一番古いケースシリアルは1966年10月製造でして、そこに搭載されていた5740Cは本来必要のない秒針規制バネの調整”穴”が3番受に開けられたままで(5740Bまで搭載されていた秒針規制は5740Cではついてません)した。かつ、地板に彫られた銘に入れられた色は「金色」で地板表面の仕上げ模様は極細目で入っていました。
さて、今回入荷のこの1967年5月製の個体、3番受けからは”穴”が消えています….文字は金色のままですが仕上げ模様の目は少し荒くなってきました….ですので「最初期」ムーブの「後期」というヘンテコな表記となりました…
ちなみに、その後の後期仕様は当然、穴無しですが、文字色は黒となり、仕上げ目は極粗目となります。
*という事で、金文字の初期5740Cの特長を持ちますが穴無しで中細目仕上げという正に後期へ変遷する途中の仕様と言えます!
トランジショナルモデルという事で!!
あ、それからですが、文字板の仕上げや文字の細さも後期ものとは全然違いますので、考え合わせると製造初期の一年程度しかないのではないでしょうか….相当なレア仕様といえます!!
製造年 |
---|
1967年 |
機械 |
手巻 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
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ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
34mm |
備考 |
2021年11月OH済み |
管理番号 |
K4096 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。