[R671] オイスター   マルコーニ(ROLEX) [販売済]

[R671] オイスター   マルコーニ(ROLEX) [販売済]

色々面白いです
                          
☆OYSTER銘ですが、
*ケースは通常みられるラグの長いOYSTERブランド型とは異なり、ROLEXのRef.2280や4220あたりに近いシェイプをしております。(この現品はREF番なし)
*搭載される機械も通常のOYSTERで使われるAS製ではなく、ロレックス製10型C.700系ですが、ROLEX銘の製品自体より良質な機械を搭載しています。MARCONI WATCHの銘が歯車の上に確認できると思いますが、テンプ受けにH.X.Gという輸出刻印(フランスの輸入時刻印と聞いた覚えもあります)があるのでスイス国内用ではないです。
*文字板はちょっと経年が進みましたが、個体としての興味深さは結構なものがありますね!

◎このマルコーニ銘自体は、1909年に無線電信等の後のラジオ放送につながる技術でノーベル物理学賞を受賞したイタリアの発明家グリエルモ・マルコーニから来ています。この革新性に目を付けたロレックス創業者ハンス・ウイルスドルフが目ざとく1911年に商標登録したことに端を発します。1920年代にはオイスターケース以前のロレックス社「マルコーニライン」として高級機種にのみ使用されていた経緯がありますので、この個体の機械が通常モデルのロレックス手巻よりも高級に作り込まれていることも納得ですね….しかし、こうやって30年代まで引き続き使用された格調高き銘はその後フェイドアウトしてしまいました….40年代初頭にはラジオ電波での放送等すでに「革新性」を感じる人々はいなかったからでしょうか…..

製造年
1930年代
機械
手巻
精度コンディション
プライス
自然故障6ヶ月保証付き
¥SOLD
素材
ステンレス
ケース径(リューズ・ラグ含まず)
30mm
備考
2022年2月OH済み
管理番号
R671
 
 

精度コンディションについて

  • 当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます

  • 現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。

  • 1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
    2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。

  • 要OHの状態です。日常使用には向きません。

*アンティークウォッチは当時の技術水準で製造されておりますので、現代の時計と比較すると、精度面で多少劣る場合もございます。  その為、1日最悪±3分前後の誤差は御了承下さい。 *但し、上記の状態全てにおいて現状販売でお買上げの場合、無償修理・クレーム等は一切お受け出来ませんのでご容赦下さい。