[K4059] SEIKO ゴールドフェザー [販売済]
薄型と言えば……
☆最近はテレビはもう薄いのしかなくて昔のブラウン管テレビなんて生で見たことないって子供たちも沢山いることでしょうが、、、、腕時計の世界では大昔から「薄型化」ってのがもう強迫観念的技術革新であったわけです….。
国産ではシチズンが先鞭をつけて機械厚3.65mmの「デラックス」を1958年8月に発売しますが、セイコーとしてはさらなる薄型を目指して開発したこのゴールドフェザーが「薄型」への回答でした。発売は1960年2月です。仕上がった機械厚はなんと2.95mm!!結構な薄さですが、これは歯車の配置を特殊化して成しえたもので正に技術のショーケースだったものです….セールスもそれなりに健闘したようですが、その後の後継機はありませんでしたね….薄型を極めるよりもなにより精度、そして防水や耐震の実用技術の方が市場に求められていた証でしょう….。
程度は全体に良いです。これと言った目立つ瑕疵は見られずすっきりとした薄型らしいクリーンな状態です!
尚、今現在の最薄手巻ムーブメントはと言いますと、その昔から薄型に異様な執念を燃やしていた「ピアジェ」2018年発表の製品「アルティプラノ」で、ムーブメント自体とケースが一体構造となり、その厚さ(薄さ!)2mmちょうどという、まあ、もう手首に巻いたら紙が乗ってんじじゃ?ってくらいに薄いです….壊しそうで怖いです。ハイ。
ま、こちらゴールドフェザーでも十分すぎるくらいに「薄い」ですよ!!防水・耐震には得に気を使ってください!
製造年 |
---|
1962年 |
機械 |
手巻 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
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ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
36mm |
備考 |
2022年2月OH済み |
管理番号 |
K4059 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。