[R677] ROLEX セミバブルバック ref.6103 [販売済]
良い味が出ました!!
☆いわゆる「パウダーホワイト」のダイヤルは経年変化でクリーム色に変化した部分が多く表面的荒れも少々あります。
が、全体的にはバランスよくヴィンテージの経年をご堪能いただけると思います。
セミバブルの時代、つまり50年代の初頭(実はそのちょっと前から)、腕時計の世界はいよいよ「大型化」(当時としての)が急速進展します。
ロレックスも時代のトレンドに乗るのは最高に上手い企業ですから、既存のバブルバックの機械をもとに33~34ミリの大型ケースに適合させ搭載し市場投入したものが「セミバブルバック」です。
その後の1000番系両方向巻上げ自動巻の開発もすでに始まっていたわけですが、世のトレンドに上手く合わせて商売する辺りはロレックスの真骨頂と言えるでしょう!!
また、この個体は「スーパーオイスター」式のリューズを採用しており、なんの事かと言えば、旧来の「押し引き式」でスクリューダウンでロックしないリューズとなっております。これ、当時のメーカーの説明では「ロック忘れで水入りしてしまう可能性が減り、かつそのパッキンによる防水構造でより防水性が高まった…」云々でしたが……さて、その後すぐにスクリューダウン式に戻している当たりの事情はどんなものだったのでしょう….(?!)しかしこのスーパーオイスター式のリューズはリューズ面に細かな文字がいっぱい入っていてマニア心を擽るリューズである事は確かであります!!!製造期間も短いですし…現品の製造年はシリアルから推測して1952年となります。
まあ、そんなちょっとご都合的成り立ちであっても手抜きは一切なし!
かつ旧世代/新世代の狭間を感じさせる製品で非常に愉しめます!!
細めなターンドベゼルの雰囲気もまたこの時代でしか味わえませんね!!
なお、ダイヤルインデックス外周に付く夜光と長短針に入る夜光は入れ直しされており当時のものではありません。
製造年 |
---|
1950年代 |
機械 |
自動巻 cal.645 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
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ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
33mm |
備考 |
2022年2月OH済み |
管理番号 |
R677 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。