[K1583] SEIKO クラウン14型ケース [販売済]
希少14型ケース!
[販売済]
セイコーを世界基準で語れるメーカーへと導いた名機「クラウン」です。
発売当初は14型ケースで外形約33mm程度のものからスタートしています。(モデル末期は16型で37mm近いものまでありました)
この現品もそういった最初期の小型ケースの1本です。
ただし、最初期のうちでも最も早くに販売された仕様(昭和34年4月発売開始です)では文字板のSEIKO CROWNの書体が角の尖った異書体(初期書体)のもでした。現品のSEIKO CROWNはその後しばらく使われるアーチが掛かったタイプ(中期書体と呼びます)ですが、製造年月は1954年12月ですのでおそらく最も初期の中期書体になると思います。なお、現品は同年7月から発売された21石ムーブメントの搭載の品ですが、発売当初は19石のみでした。
状態ですが、残念ながら文字板の外周部に少々のシミが出てきておりますが、ケース全体は基本的にはユーザーによって実用使用されたものではないと思います。ケースバックには工場出荷時にかけられたコートが40%ほど残っており、金張りのケーストップもそのラグやベゼルいずれのエッジ部分も全くダレておりません…..。これらの痕跡は「実用使用」をされた腕時計ではありえません。
おそらく長らく販売されずに町の時計店の棚卸をされ、引き出しの中などに放置されて久しい一本なのではないでしょうか、そして非防水のケース故に日本の湿気の多いシーズンを数十年にわたり生きながらえているうちに、人間で言えば顔に刻まれるシワのごとく、文字板にシミが出てきてしまったものでしょう。!
そうです、このクラウンはもう御歳58歳を迎えるのですから…..。
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製造年 |
---|
1959年 |
機械 |
手巻 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
---|
金張り / ステンレス |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
33mm |
管理番号 |
K1583 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。