[S1311] オメガ      初期防水ケース      名機T17

[S1311] オメガ      初期防水ケース      名機T17

角型の弱点克服へ!
          

1920年代~1940年代にかけての時代は腕時計のケースとして角型が多く使われました。
しかし、角型はそのケース内側の角(かど)の部分に塵とともに湿気がこもってしまいどうしてもケース内に鎮座するムーブメントにとって大敵である湿気の環境にさらしやすいという弱点をもつものでした…….。

そこで、結構いろいろな工夫を凝らした角型ケースが30年代あたりから登場してきます。このオメガの方式もその初期の一本です。
防水というよりは防塵と考えたほうが良いかもしれませんが、機械一式を一つのカバーで覆ってしまうという割と単純な方式です。何となくほほえましくもありますね……。まあ、でもそのカバーのおかげで現品の機械はとっても美しく残っております。
美しいダイヤルですが、当方の考えでは後年のメーカー製サービスダイヤルのデッドストック品でしょう。交換用のスペアパーツということです。発売された当初から装着されていたダイヤルと考えるには美しすぎます。しかし下手なリダンの仕上がりレベルではありませんのでサービスダイヤルで間違いないと思います。仕入先の海外ディーラーも同様に言っておりました!

            

製造年
1930年代
機械
手巻 cal.T17
精度コンディション
プライス
自然故障6ヶ月保証付き
¥SOLD
素材
ステンレス
ケース径(リューズ・ラグ含まず)
21×32mm
備考
ワイヤーラグ
管理番号
S1311
 
 

精度コンディションについて

  • 当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます

  • 現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。

  • 1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
    2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。

  • 要OHの状態です。日常使用には向きません。

*アンティークウォッチは当時の技術水準で製造されておりますので、現代の時計と比較すると、精度面で多少劣る場合もございます。  その為、1日最悪±3分前後の誤差は御了承下さい。 *但し、上記の状態全てにおいて現状販売でお買上げの場合、無償修理・クレーム等は一切お受け出来ませんのでご容赦下さい。