[S1418] GP ワンプッシュクロノ ポーセリン文字盤
これこそヴィンテージ!
1920年代製であることを大いに語るこのモデル。
スターリングシルバー(品位925/1000)製のヒンジバックケースに3色使いのポーセリン文字板、そして粒金仕上げの機械…….
ほぼ懐中時計の時代がそのままスリップしてきたようです!
☆ケースの色が黒っぽく見えておりますが、これは経年変化による「銀焼け」です。シルバークリーナ液などに浸せば皆様の想像する「銀色」に戻りますが、このような経年変化した味わいも捨てがたく、このままにしております。(クリーニングは「数分」ですが、この経年変化の色は「数十年」かかります….)ラグに関しましても初期の腕時計に見られた「ヒンジ」式ですがケースサイズ37mmの大型と相まって取りつけベルト幅が18mm程度ありますので違和感はございません。
☆気になる七宝製の文字板ですが、見苦しい大きな欠けやクラックはありません。
確認できるヘアラインクラックが2か所。1.九時位置インダイヤルから八時半位置にかけてうっすらと。2.2-3時位置最外周からタキメーター青色にかけての周囲に少々。…..いづれも画像からも見て取れる通りで文字板の表情を損なうレベルのものではございません。
特徴的なのは外周部に記される「タキメーター」が内側から順に、緑・赤・青と使い分けられており、他のレターの黒と合わせて素晴らしい表情を作り出している点でしょう!そこに華奢なイメージのブルースチール製長短針とクロノ針が重なり合う様は、現行製品では創造不可能なヴィンテージクロノグラフの作りこみの「粋」を見せつけております!
☆機械は14型のヴァルジューがベースとなっているようです。当時のクロノグラフは、時代やメーカー仕様でかなり細かくモディファイがあり特定が難しいものが多いのですが、おそらくCAL.22でしょう。オーバーホールしたてで作動良好ですし、外観的にもダメージなどは見当たりません。海外で「ギルトブラス」と呼ばれる「粒金」仕上げが美しくあの時代がしのばれる逸品ですね。
非常に美しいまとまりを見せるジラール・ペルゴ社の初期クロノグラフ。
第一次世界大戦の戦場に世界初の実用「腕時計」を供給したことで有名ですが、あのモデルもこの現品と似たシルバー製のケースにグリッドをつけたものでした….。このモデルも同様にGPの先進性を物語る一本と言えるでしょう!
希少モデルにつき御検討宜しくお願い致します。
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製造年 |
---|
1920年代 |
機械 |
手巻 |
精度コンディション |
プライス |
自然故障6ヶ月保証付き ¥SOLD |
素材 |
---|
シルバー |
ケース径(リューズ・ラグ含まず) |
37mm |
備考 |
2012年6月OH済み |
管理番号 |
S1418 |
精度コンディションについて
当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます
現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。
1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。要OHの状態です。日常使用には向きません。