[K1628] SEIKO       5スポーツ スピードタイマー [販売済]

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世界初物のフジツボ?
                              [販売済]
Cal.6138
「自動巻+カレンダー+クロノグラフ」というくくりでみた場合、この機械はZENITH/MOVADOが開発した「エルプリメロ」と並び称されるべき機械なのです。
1960年代後期。スイスの時計メーカーは「自動巻+カレンダー+クロノグラフ」の開発先陣争いをしていました。
そんな時代のまっただ中、諏訪セイコー社でも「自動巻+カレンダー+クロノグラフ」の開発に着手します。1967年のことです。たったの2年後1969年5月にはCal.6139が製品となって市場に流通しだします。6139は30分積算計のみの搭載でしたが、そこに12時間積算計を追加したこの6138は1970年から市場投入となりました。

スイス各社の「自動巻+カレンダー+クロノグラフ」はというと…..

1969年春:ホイヤー・レオニダス C.11
1969年10月:ZENITH エルプリメロ
1974年:Valjoux Cal.7750

となりまして、どうもSEIKOのC.6139とホイヤー・レオニダスのC.11がほぼ同時に出てる感じです。
(C.6139が世界初という説もあります。)

いずれにしましても、このC.6139/6138のクロノグラフは、昨今ではROLEXが自社のデイトナに採用したことで話題となった
「垂直クラッチ」をクロノグラフ駆動に用いた点で画期であったと思います。
そんな歴史的クロノグラフがこんなリーズナブルなんて、セイコーが「実用」にこだわり続けたということがよくわかります。だってあのグランドセイコーですら一般人でも持てる「実用」な「高精度機」を製品化した訳で、このあたりの姿勢が当時のセイコーの
(否、日本の諸工業メーカーの)凄いところかと思う今日この頃です……

さて、現品C.6138搭載のファイブスポーツ・スピードタイマーですが、そのケース形状から「フジツボ」の愛称を持っております。
(車のマフラーじゃありませんよ。。。)ぜひとも歴史的名機を御入手ください!
          

製造年
1971年
機械
自動巻
精度コンディション
プライス
自然故障6ヶ月保証付き
¥SOLD
素材
ステンレス
ケース径(リューズ・ラグ含まず)
41mm
備考
2012年8月OH済
管理番号
K1628
 
 

精度コンディションについて

  • 当店規定の精度レベルです。すぐのOHやメンテナンスをせずにご使用頂ける状態と思われます

  • 現状で作動しています。但し、OHが必要になってくる時期と思われますので、日常的にご使用になられる場合はOH付がお薦めです。

  • 1) 機械部分が長らくメンテナンスされていないデッドストック品、または
    2) 作動はしますが、日差・テンプの振り等が安定しない状態の品になりますので、ご使用になられる場合は早めのOHをお薦め致します。

  • 要OHの状態です。日常使用には向きません。

*アンティークウォッチは当時の技術水準で製造されておりますので、現代の時計と比較すると、精度面で多少劣る場合もございます。  その為、1日最悪±3分前後の誤差は御了承下さい。 *但し、上記の状態全てにおいて現状販売でお買上げの場合、無償修理・クレーム等は一切お受け出来ませんのでご容赦下さい。